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淡路いのぶた「金猪豚」食べてみませんか?

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レポーター紹介

投稿者内藤 あづ紗
性別女性
年代40代
住まい大阪
趣味食べること・温泉に行くこと
自己紹介大阪北新地でスパイスカレーのお店(AZU CURRY)をしています。淡路島の椚座牛(くぬぎざ)のスジカレー始め各地の特産品とのコラボでオリジナルレトルトカレーの監修多数手掛けています。淡路島が大好きなので魅力をお伝え出来たらと思います。

淡路いのぶた「金猪豚」を食べてみませんか?

 

南あわじ市にある(株)嶋本食品サングリエ牧場さんに行ってきました。

こちらでは独自の品種改良をされた「いのぶた」を繫殖から肥育までをされています。

その名も「金猪豚(ゴールデン・ボア・ポーク )」

代表の嶋本さんが20年の歳月をかけて生みだした最高の品種で、兵庫県認定食品のひとつにもなっています。

どうしてそんなに美味しいのでしょうか❓ 探ってみたいと思います(^^♪



開放型の豚舎になっていて風通しも良く、とても綺麗なのにびっくりです!

私は仕事柄、これまで「牛舎3カ所、豚舎1カ所、馬舎1カ所、養鶏場2カ所」を見学に行ったことがありますが、ここは匂いもそれほどなく極めて衛生的。サクも細かく分かれていました。

 

こちらが代表の嶋本社長。

淡路いのぶたは、特徴の違う4種類の豚を掛け合わせているそうです。

  1. 脂の美味しさでは群を抜く「淡路島の猪」
  2. 肉質が良く旨みが濃い「鹿児島の黒豚」
  3. 霜降りが入り柔らかな肉質の「アメリカ原産のデュロック種」
  4. 猪の血が濃い猪豚「ゴールデン神出」

1〜3を掛け合わせることで、猪の野性味ある風味と固い肉質を改善しするのですが、2種類の豚を掛け合わせることで、猪の旨味や風味が薄れてしまうそうです。そこで最後に猪の血が濃い猪豚「ゴールデン神出」を掛け合わせたのだとか。

「新しい品種をつくる」ことは私が普段している「レシピ開発」とは違うと思いますが、最後に掛け合わせると風味が変化するなんて、面白いと思いました。

サクの中を見ると  ~~~~~~~!!!



えっ、生まれてる~~~~!? 初めて見ました。可愛いくて小さい猪豚の赤ちゃんです。

繁殖から肥育までされていると伺いましたが、まさか誕生を見れるとは、思ってもいませんでした。



こちらの猪豚ちゃんたちは、みんな生まれてから大人になるなるまで、兄弟同士で同じ部屋で育てているそうです。普通はバラバラで育てることが多いようですが、兄弟のほうが喧嘩が少ないためストレスも少ないんだとか。

更にベトナム出身の優しい女性に育ててもらっているので、優しく育つとおっしゃっていました(笑)

ストレスがあると性格もきつくなり顔つきも違うそうで、そうなると肉質も固くなり、美味しくないのだそうです。嶋本さんは猪豚ちゃんの顔を見たらわかるそうですが、私は皆同じに見えてわかりませんでした(笑)



与える飼料は「淡路島産の大豆やとうもろこし」に「パン粉・米・ビール粕」、更に「京都の酒粕」を加えた特別配合でソーメンや生八つ橋なども与えるそうです!

ビールの元となる麦芽は栄養が高く健康的な肉質を育み、米や酒粕やパン粉などに含まれる澱粉質により脂の滑らかさが増し風味や口溶けが良くなるそうです。

※おやつに酒の粕・淡路ビールの粕等のブレンドで「晩酌」をするのがストレス解消になっているそうです。めちゃくちゃ大切に育てられています。晩酌まであるなんて~~~(笑)




肥育期に抗生物質成長促進剤等は一切投与せず、一般豚に比べて約1.5倍である「9ヶ月間」という「長期育成」が旨味を育てるそうです。

そうして育てられた嶋本さんの金猪豚。美味しさの理由は、
脂の融点が非常に低い こと。

一般的な牛脂(40~50℃)や豚脂(35~45℃)と比べて、この金猪豚の融点は30〜40℃。そう、人間の体温と同じか少し低いくらいなのです。

なので、口に入れると脂がとろけて、極上の舌触りとまろやかな味わいを感じられるのだそう。

 

 

どうです?食べたくなってきちゃいますよね!(笑)

こんなに大切に育てられている嶋本さんの猪豚を美味しく食べられるお店があります!
それは~~~~こちらです(^^♪




外観からは、何屋さんなのか全くわかりませんね (笑)
こちらでは、淡路島が産地の「瓦」で島の食材を味わえる、地産地消の素材にこだわったお店です。




中に入ると壁が瓦でできていました。こんなお店初めて~~ドキドキ!

こちらでは、島の食材を瓦で焼いたり、お鍋で食べることが出来ます。



かわらにのせて~~~~~



では、実食。

金猪豚(ゴールデンボアポーク)は猪の肉の旨味と、豚の甘みをしっかりと感じながらも、上質な脂がとろけるんですよね。そして「猪肉」というには全くクセがなくて食べやすく、「豚肉」というにはコクがあって柔らかい。

まさにゴールデンな味〜!!!!

美味しいお肉がサッと口の中で消えてしまうため、どんどん食べてしまいました(笑)

そして淡路島食材・・・中でも玉ねぎがとにかく甘くて美味しかった!聞けばかわらやさんの周りは淡路島を代表する玉ねぎ農家さんが多く、美味しい玉ねぎが手に入るのだそう。

それからおどろいたのは、お米が凄く美味しいこと!一粒一粒がしっかりとしていて、ピカピカしていて、お肉と食べたら止まりません!おかわり続出です(笑)

 

こちらのテーブルにランチョンマット代わりに置かれている「食べ方のご案内」も面白かったです!

あー、思い出したらまた食べたくなってきちゃいますね。

小学生以下のキッズメニューもあり、団体様でもご利用いただけるそうです。

隣の施設では、淡路瓦粘土彫刻体験も出来るそうです。

皆さんもぜひ!

 

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■嶋本さんの猪豚は、お取り寄せ出来ますので是非、お家でもお楽しみ下さい。
いろんな部位もありますしオススメは、12月青空レストランにも取り上げられている生ハムでなんと2カ月待ちになっているそうです。融点が低いので脂がしっかりあるのに全然感じないほどでした。
ワインがすすみました~(笑) 生ハムをつくる業界では、有名な方が作られているそうです。
https://www.shimamotoshokuhin.com/

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■ここでしか体験できない事が盛りだくさんですね。是非行ってみてください。
瓦粘土彫刻体験のご予約受付時間 
☎ 0799-36-2303   9:00~17:00 (サイトからもご予約出来ます)
https://www.awaji-taiken.com/

かわらや
営業時間 11:00~15:00 (木曜日・休業)
夜営業は、緊急事態宣言やまん延防止などで時間など変わりますのでお問い合わせ下さい。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2806/A280603/28022927/

 

※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。

Date:2021.10.03