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【花みどりフェア】「天地開闢 〜国生み神話〜」のご紹介①

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レポーター紹介

投稿者淡路花博事務局 OYAKO’s
性別女性
年代
住まい兵庫県淡路市
趣味仕事
自己紹介isoko
淡路花博20周年記念事業委員会事務局のisokoです。普段は某旅行会社に勤務し366日全国津々浦々飛び回っており、この度、淡路島で開催される花博の事務局に駐在することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。淡路島に移住し数か月経ちますが淡路島の魅力を感じているところです。

yumeko
淡路花博20周年記念事業実行委員会事務局のyumekoです。生まれも育ちもココ淡路島! 20年以上この地を愛し続けています。isokoママのようにバリバリ仕事はできませんが、「花みどりフェア」で淡路島を盛り上げられるようにがんばります! どうぞよろしくお願いします。

【花みどりフェア】LEDフラワーで表現する舞台演出
「天地開闢 〜国生み神話〜」のご紹介①

花みどりフェアボランティア記者のOYAKO’sです。

私からは、花みどりフェアメインイベントの1つである「天地開闢 ~国生み神話~」花光る香りと舞を数回に渡ってご紹介します!

 

LEDフラワーで表現する舞台演出「天地開闢 ~国生み神話~」

総合プロデューサー「服部 高久氏」編

プレイベントは2020年10月16日から19日まで開催し、東京在住の照明デザイナーで燈師(あかりし)服部高久さんがプロデュースするLEDの幻想的な舞台です。

「国生み神話の淡路島」をテーマに、国生みの様子を「LED照明」を使って表現するそうです。

(写真イメージパース)

こんな幻想的な舞台が、今年の秋から洲本市立洲本図書館中庭で、4日間連続で見ることが出来ました。夜限定となりますが、8分間の舞台が繰り返し上演され、多くの方に見ていただきました!

ということで、その裏側を数回に渡って取材して行こうと思います!

 

(1)総合プロデューサー服部高久氏

このイベントの総合プロデューサーは、東京在住の照明デザイナーで燈師(あかりし)の服部高久氏。

まずはご経歴をご紹介します。

 

燈師-あかりし-とテニスコーチを両立する、異色のクリエイター。

燈師-あかりし-とは「光を扱う者」の意であり、光を用いたアート表現と照明の機能を活かした照明デザインの両方を兼ね備えた表現者。

12歳からテニスを始め、選手を経てプロテニスコーチへ。現在もテニスコーチとして、真に上達させる独自のコーチングでテニスと人をつなぐ。

2015年にSPECE CALDOを立ち上げ、テニスコーチの他、寺社仏閣や庭園のライトアップ、舞台、作品展など、空間を演出する燈師-あかりし-として活躍。

五感を揺り動かす光デザインを持ち味とし、場所や空間を際立たせるストーリー性の高いデザインと香りや音などを組み合わせ、場所や人をつなぐ空間を表現。2018年にSPACE CALDO Inc.を設立。

和の文化を光で伝える光表現に「燈明-みあかし-」と命名し、独自の感性と世界観で「ライトアップ」とは一線を画す和の空間を創造する。「感動の共有」をテーマに「美しい」の先を創り出すことにこだわり、意味や根拠の先にある感覚の存在を引き出すことを追求。

日本のみならず、広く海外に向けても「燈明-みあかし-」を発信していくことを目指す。

 

「燈明-みあかし-」開催実績

東京

・豊島区立目白庭園

 「花鳥風月 -かちょうふうげつ-」

・大澤山 龍雲寺 桜の燈明

 「暗闇と光。幻想と現実。」

・宝珠山 観泉寺 今川紅灯路

 「花紅柳緑 -かこうりゅうりょく-」

・上町天祖神社

 「神燈の森  -しんとうのもり-」

・グランドプリンスホテル新高輪

 「鏡花水月 -きょうかすいげつ-」

京都

・大澤山 随心院 夜間特別拝観

 「清麗高雅 -せいれいこうが-」

服部高久氏ホームページ https://spacecaldo.com/

 

ね、カッコイイですよね!こんな方とお会いするのは緊張しちゃいますが、まずは初顔合わせに参加してきました。

 

(2)初顔合わせ

(顔合わせの写真)

今年の1月に兵庫県庁内で初顔合わせをし、打合せでの第一声を聞いてハッとしたのを今も鮮明に記憶しています。

「日本人として生まれてきたからには、一度は淡路島に訪れないと!!

淡路島は日本が生まれた原点の島と言われます。

また海の色も毎日違っていたり、朝昼晩でも違った色を見せる淡路島の風景。

実は最初は友人に誘われ淡路島を訪れたという服部さんも「淡路島には惹きつけられる何かがあるんです!」ということでした。

その言葉を聞いて、私は即座に服部さんに惹き付けられたのは言うまでもありません。(笑)

 

(3)LEDフラワーで国生み神話をどう表現して感じさせるのか!?

服部氏は、今回のメインイベントを開催するにあたり、古事記・日本書紀をひたすら読破したのだそうです。まずデザインコンセプトを考え、そこからストーリーを生んでいったとのこと。

島外出身で日本書紀・古事記を知らない私の頭の中では、そのストーリーを聞いただけでは、全くイメージ像が浮かばなかったのですが、「ここ淡路島でしか表現できない演出、特別な空間を作ります!」との回答。

ご自身が色鉛筆で描いたイメージパースで説明していただきました。

(服部氏直筆イメージパース)

服部氏曰く「『光+音+香+舞=Made in AWAJISHIMA』を感じていただきたい。淡路島といえば『香りの島』・・・そう今回は“香り”も楽しんでいただきます。またプラスαで『淡路島在住の舞手さん』に舞っていただきます。」とのこと。

光と音はイメージできますが、香りと舞!?

それってどんな舞台になるんでしょう!?

 

すごくワクワクしてきました。季節的に秋に花を愛でるというのはとても難しいことですが、LEDの花と共に、香りと舞を取り入れるとはとても斬新ですね。

 

ちなみに「天地開闢」のイメージ展開なのですが・・・洲本市立洲本図書館の中庭に桜の木が1本あって、この木をシンボルツリー(自凝島 -おのころじま-)にし、左右1つずつ光るバルーンを置き「伊弉諾尊」・「伊弉冉尊」を表現する。その周りにLEDを埋め込んだたくさんの花で「島のガーデン」を計8個制作し、8つの島(大日本豊秋津洲 -おほやまととよあきづ-(本州)・伊予二名洲 -いよのふたなのしま-(四国)・筑紫洲 -つくしのしま-(九州)・億歧州 -おきのしま-・佐渡洲 -さどのしま-・越洲 -こしのくに-(北陸)・大洲 -おほしま-(周防)・吉備子洲 -きびのこしま-(備前)として表現するのだとか。

桜の木を中心に、全ての制作物に命が吹き込まれ、呼吸をするかのように色鮮やかに光輝く・・・。

そんな輝く空間は、幻想的でインスタ映えすること間違いない!!!ですね。

 

ということで、光と音に香りと舞を取り入れた「総合舞台」となるこの企画。

これには他にキーマンとなる2人の方がいるそうなのですが、そちらの方はまた次回・・・ご紹介します。

 

追記:花みどりフェア
春期:2021年3月20日(土)~5月30日(日)
秋期:2021年9月18日(土)~10月31日(日) 「天地開闢 ~国生み神話~」花光る香りと舞:秋期通期で開催

※記事内容は取材当時(2020年2月6日)の情報です。

※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。

Date:2020.12.17