花マガ(淡路花博20周年記念 花みどりフェアwebマガジン)
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熱いぞ阿万地区!地元を盛り上げる男たち~教育篇~
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レポーター紹介
投稿者 | 武政彰吾 |
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性別 | 男性 |
年代 | 20代 |
住まい | 兵庫県南あわじ市 |
趣味 | ギター、サッカー、サウナ |
自己紹介 | ライターの武政彰吾です。 2019年11月に東京から仲間と3人で移住してきたばかりです! 淡路島の魅力を若い他所から来た人間の視点から発信していきます。 色々な企画にもチャレンジしていきますのでお楽しみに(^-^) |
皆さんこんにちは!
前回の「観光篇」につづいて「教育篇」と題して、南あわじ市に位置する阿万(あま)地域にある面白「スポット」とそこで活動されている「人」を紹介したいと思います!
熱いぞ阿万地区!地元を盛り上げる男たち【教育篇】
今回紹介するのは「コミュニティスペース エモラボ」こと通称エモラボ!
いったいどのような場所なのでしょうか!?
エモラボでは阿万出身のオーナー江本さんにお話を伺いました。
(清潔感漂う爽やかな外観!)
ワクワクする体験と学びができる場所
(広い運動スペースも完備!)
(写真左江本さん)
エモラボでは「大人と子供の遊びと学びの場」として、習い事やイベントなどが行われています。
現在はジャンプアップ教室(子供の運動神経とリズム感を鍛える)やプログラミング教室といった子供向けのものから、
大人向けのボクササイズやママ友の会など大人向けのものまで行っているそうです!
(プログラミング教室を実施!)
(本場のダンス教室も行われます。楽しそう!)
更に、高齢者向けにいきいき百歳体操を実施しているようです。
阿万地区の様々な年代の人が足を運び、遊び、学び、交流するコミュニティースペースになっていました!
そして、地域おこし少年隊という名前の子どもたちの団体を結成し、阿万地区の行事に参加するだけでなく企画にもかかわって地域を盛り上げているようです。昨年11月に行われた「うずしおフェスティバル」という阿万地区のイベントでは、地域おこし少年隊の子どもが司会も務めていました!
最近では、阪神淡路大震災について語る会を行い、子ども達に災害について語り、非常食作りの体験会も実施したそうです。
このように、習い事やイベントを通じて、地域の交流と活性化を行っているのがエモラボなんですね!
(震災についての学びの様子)
座っての勉強はいつでもできる。
エモラボでは家ではできないワクワクする学び、体験ができる場所を作りたいと江本さんんはおっしゃっていました。
大人も子どもも好奇心をくすぐる新しいことへチャレンジするハードルが下がる場所。
阿万地区はいきいきした学びに溢れていました!
3世代交流
エモラボが大切にしていること。それは『3世代交流』!
淡路島には高齢者がたくさん住んでいます。
そして一人暮らしの方も沢山います。
そんな高齢者たちも気軽に地域の人と交流できる場所をエモラボは提供しているようです!
(卓球バレーを楽しむ高齢者の方々!)
高齢者は子どもと触れ合えて元気をもらい、ママさんたちは育児から解放され、子どもはいつもより可愛いがられる。
3世代交流はwin-win-winなのだそうです!
卓球バレーという子どもから高齢者まで楽しめる企画も用意していて、本当にワクワクする体験ができる場所だと感じました。
特にママさんたちは集まりたくても、子どもの世話をしなくてはいけません。
そこで子どもが来慣れた場所で、集まれればつかの間の「ママ会」も安心して行えるそうです!
『地域の方々が安心して集まれる場所へ』エモラボの存在意義は大きいですね!
淡路島でも気軽に学べる環境を
江本さんはもともと阿万地区の出身。
高校生時代、「絶対にこんな田舎出て行ってやる!」と東京の大学へ進学したそうです(笑)。
家業があったこともあり「東京で起業しなければ連れ戻される」と大学時代からビジネスを学んでいたといいます。
さまざまな経験をしていくにつれ「教育」の分野に興味を持ち始めた江本さん。
塾の先生など、教育の分野で働いていた・・・そんなある時、
「東京では習い事はいくらでもあるけど、淡路島では学びたくても学べる環境がない」と思ったそうです。
だったら自分が作ろうと地元に戻り、家業であるガス会社で働きながら、これまた家業であったスーパーの跡地を大改造して「エモラボ」を作ったといいます!
(スーパーを大改造!覚悟を感じます。。。)
一度地元を離れて感じたことを体現しにまた地元へ。
江本さんの行動力に驚かされました。
終わりに
今回エモラボにて江本さんからお話を聞く中で、地域貢献のためにエネルギーを使える人の凄さを感じました。
自分のことだけではなく、地元に自分自身の感じたこと、学んだことを還元する姿勢に阿万の人たちが集まってくるのだと感じました。
今回は阿万地区にフォーカスをあてて書いていきましたが、私が知らないだけで、淡路島は地元愛溢れる人たちが努力を重ねて成り立っているのだと感じました。
観光的側面に注目が集まりがちですが、この「花みどりフェア」は多くの地元の人の力で成り立っています。
コロナ禍で思うようにいかない日々が続きますが、前向きに頑張っていきましょう!
※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。
Date:2021.03.15