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廃校がワクワク施設に!?~アグリミュージアムNADA~

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レポーター紹介

投稿者武政彰吾
性別男性
年代20代
住まい兵庫県南あわじ市
趣味ギター、サッカー、サウナ
自己紹介ライターの武政彰吾です。
2019年11月に東京から仲間と3人で移住してきたばかりです!
淡路島の魅力を若い他所から来た人間の視点から発信していきます。
色々な企画にもチャレンジしていきますのでお楽しみに(^-^)

廃校を活用した夢の施設「アグリミュージアムNADA」


今回は南あわじ市、灘にある廃校を活用し、地域活性と農業に取り組まれている「アグリミュージアムNADA」を取材してきました!


廃校が増加している近年、その活用方法が課題となっています。

そんな中、廃校を活用し地域活性に取り組んでいる「株式会社エコリカル」さん。

旧灘小学校を活用してどのようなことを行っているのでしょうか・・・お話を伺ってきました!

 

1)アグリミュージアムNADAへ

まず、アグリミュージアムに到着して思ったこと。

「めちゃくちゃ学校やん!!!笑」

(校門や校舎がそのままで懐かしくてテンション上がりました)
 

大人になって学校や教室に入ることがなかったので、ドキドキ!

下駄箱に靴をしまい二階に上がった部屋で、アグリミュージアムNADAを運営する「株式会社エコリカル・菊川社長」に案内をしていただきました。
 

(おしゃれなデザインに生まれ変わった教室)

 

(晴れた日にはこんな絶景も!!)

 

2)農業6次産業化 ~地中海トマト~

年間を通して温暖な気候の淡路島。特に南あわじ市・灘地区は日差しも強く、果樹栽培も盛んなエリアです。

そんな場所にあるアグリミュージアムNADAでは、「太陽が当たる教室」や「校庭のビニルハウス」にて、トマトをはじめとした個性豊かな野菜を育てる事業に取り組んでいるそうです。

小学校の校庭のビニルハウスでは最新の技術を駆使していました!

(温度管理から徹底した技術が搭載されていました!)
 

最新の技術を、廃校という古い施設で活用する発想がとても面白かったです。

また、日の当たる教室でも野菜が栽培されていて、「教室」が「農室」に生まれ変わっていました!

そして、栽培されている中でも一押しは「淡路島の地中海トマト」

「サラダ用コク甘トマト」や「おやつトマト」など用途に合わせたトマトが栽培されていました。

(見た目もかわいいトマトでした!)

なんといっても糖度が高くて・・・実はトマトが苦手な私でも驚くおいしさでした!

 

 

3)本格的なプロ仕様の厨房で美食観光を!

アグリミュージアムでは、野菜を作って終わりではありません。

教室をリノベーションしたプロ仕様の厨房を完備。

シェフを招いたり、家族や団体で料理をして、淡路島の良質な食材を味わうことができます。

しかもオーシャンビューの教室で!

(きれいなキッチンで淡路島の食材を料理可能!!)
 

更に、ゴーストレストランというデリバリーに特化した無店舗型の飲食店も可能。
店舗をもた持たずに料理を作ってオンライン上で販売することもできるのだといいます!

アグリミュージアムの野菜はもちろんのこと、灘エリアで有名なビワやミカン。
またハモ、アジ、タイ、タコなど淡路島ならではの海の幸や食材を楽しむことができるそうです。

野菜を栽培するだけでなくその場で楽しめる。まさに6次化産業ですね!

菊川社長は「誰でも野菜のことを学べる場所、採れたて野菜を使ったメニューを販売するデリカフェのある場所、外国からの農留学生を育てる場所を作りたい。まずは自分たちにできることから本気で取り組んでいる」とおっしゃっていました。

 

(大人も子どもも学べる環境)

そんな学びに溢れるコンテンツを学校でできるというのも素敵だと感じました。

 

 

4)学校でお泊り!?


アグリミュージアムでは農業だけでなく、宿泊も可能です!

学校に泊まるなんてなかなかできないことですよね!!

リノベーションできれいになった学校でお泊りなんてテンション上がりまくりです!

(清潔感あふれる宿泊施設に生まれ変わっていました!)

 

校庭でBBQをしたり、校舎の壁をスクリーンにした動画鑑賞も楽しむことができます!

(大迫力のスクリーンやBBQは最高の贅沢!)

上記のもの以外にも屋上には太陽光パネルが設置されていたり、教室は一つ一つ個性的なレイアウトになっていて、
紹介したいところだらけで困ってしまうほどのポテンシャルでした!!

 

 

5)おわりに

(今回の取材の締めをお送りします。笑)

 

株式会社エコリカルさんはアグリミュージアム以外にも複数の事業をしていて、それらは一貫して「環境再生ビジネス」を行なっているといいます。

このアグリミュージアムNADAも、廃校という建築物を再生して新たな価値を生み出しています。
環境再生をボランティアではなくビジネスとして経済を回していくことで、継続可能な環境再生が行われるのだといいます。

まさに「夢の学校」は子供だけでなく大人もおもしろくて、ためになる場所でした。
また、私自身も「環境再生」という分野に興味を持つきっかけをいただけました!

 

全国的に廃校の利用は課題となっていますが、淡路島には生まれ変わったアグリミュージアムがあることがなんだか嬉しいです!

淡路島に来た際にはぜひアグリミュージアムに足を運んではいかがでしょうか?

 

 

■施設情報

アグリミュージアムNADA・公式ホームページ http://am-nada.lovepop.jp/ ※宿泊予約が可能です

 

■取材協力

株式会社エコリカル https://ecolical.jimdofree.com/ ※エコリカルさんの環境再生ビジネスについてはこちら

※記事内容は取材当時の情報です。詳細は各イベント・施設・店舗までお問い合わせください。

Date:2021.03.17